日本では銀行間の送金には数百円の手数料と、数日の期間で送金ができるので、あまり不便を感じることはないですが、海外では、国内でも送金手数料が千円、1週間ぐらいかかったりします。それを考えると、暗号通貨での送金は瞬時にしかも、ほとんど手数料がかかりません。また、送金の履歴が残る機能が付いた暗号通貨も出てきています。送金の履歴が見れるということは、銀行がその人の財布の状況が把握できることが出来るので、戦争やシステムが整備されていない等で、個人の記録が残っていない国では暗号通貨によってローンを組むことができます。また、英語のできる人が多いフィリピンやインドでは、欧米よりも賃金が安いので、国際的なビジネスアウトソーシングが広がっています。こういった、国境を越えて送金するには暗号通貨は非常に便利なのです。インターネットで世界中が繋がっている現代において、グローバルな人の交流、そして暗号通貨の広がりは避けて通れないでしょう。